ヘリコプターによるストーキング

弾圧ストーキング被害にあっているほとんどの被害者が共通して被害を受けているのがヘリコプターによるストーキング攻撃である。弾圧ストーキング被害の象徴とも言えるものであり、かつ警察が主導する弾圧ストーキングではあるが、警察以外の組織がかかわるという点でも、弾圧ストーキングが大掛かりな組織的な取り組みであることを示すものでもある。

告訴人は平成18年末に暴走車に襲われて弾圧ストーキングの被害がスタートしたが、ヘリコプターによるストーキング攻撃を受け始めたのは、平成21年の3月からである。
告訴人へのヘリコプターによるストーキングが、攻撃側の意図的なものであることを理解するには、告訴人が居住する地域における状況を知ることで明らかとなる。告訴人が住むS市K地区はD市と接する山あいの地区であり、周囲は山または丘に囲まれており、かつSコンビナートへ配電のための高圧電線が張り巡らされている地区である。

告訴人の住宅の南東側には丘があり、告訴人の住宅はその丘の麓にある。そしてその丘には高圧鉄塔が立っていて(証拠写真4-1)、南東方向から西方向にかけてはその高圧鉄塔から伸びる高圧電線が2、30メートルあたりの高さにあり、告訴人の住宅の南側にある竹やぶの直ぐ上を高圧電線が走っている(証拠写真4-2))。また告訴人の住宅の南西方向には1キロメートルくらい離れた位置に、数十メートルの高さの山があり、その頂にも鉄塔があり(証拠写真4-3:なおこの写真には告訴人宅の南東から西方向に走る高圧電線が写っている)、そこからの高圧電線が北西方向にも伸びている(証拠写真4-4)、告訴人の住宅の西から北西方向には、数百メートルの範囲に高圧鉄塔が5,6本立っていて、高圧電線が多数走っている(証拠写真4-5)。住宅の北西側から北東方向は山であり(証拠写真4-6)、こちらの方向からヘリコプターが来ることはない。北東方向の山にある高圧鉄塔は住宅から数百メートルの位置にあり、ここから東の方向に高圧電線が走っている(証拠写真4-7)。

証拠写真4-1 証拠写真4-2 証拠写真4-3 証拠写真4-4 証拠写真4-5 証拠写真4-6 証拠写真4-7


このように告訴人宅は、住宅の北東方向から東、南、西を通って北西方向まで高圧電線が取り囲んでおり、特に南東から西方向には高さ2,30メートルの高さに高圧電線が走っている。かつ北西から北東方向には100メートル以上の山があり、そういう点で、ヘリコプターなどの航空機が接近してくるのは通常ではありえない状況だということである。事実平成21年3月にヘリコプターが飛来し始めるまでは、この地区でヘリコプターを目撃することは、この地区に住み始めて20年以上になるが、1年に1回見るか見ないかという地区であった。そして飛来するヘリコプターは、高圧電線の点検用のもので、張り巡らされた高圧電線の上をゆっくりと飛んでいて、電力会社のものだということがよく分かるものであった。

このような事情を踏まえれば、告訴人の住宅の直ぐ上を、ヘリコプターが飛ぶことが普通ではありえないことであることが明らかであるし、ましてヘリコプターが、それこそ操縦者の顔を見ることができる高さまで降下してきて飛行するということがいかに異常な行動かを理解することができると思われる。そしてこれらの飛行が意図的なものであることを理解することができる。
なお飛来してくるヘリコプターは、その形状や色から自衛隊のヘリコプターが主体と思われるが、超低空飛行をしてくるときには民間のものが多いと思われる。飛来回数は、ヘリコプターが飛来し始めて日数では1年間で80日程度飛来しているが、回数にすれば200回を超えるものと思われる。

音声としてはじめに示すものは、ヘリコプターのストーキング攻撃が現在も続いていること、すなわち弾圧ストーキング攻撃が今も強まりこそすれ、ますますエスカレートしていることを示すものである。平成23年7月26日は、告訴人宅の自家用車を新車と入れ替える日であった。新たな車に入れ替える、心楽しいはずの日に、攻撃側はこれでもかというヘリコプターの付きまとい攻撃を行って、私のみならず専ら運転手をする家内に対しても圧迫を加えることを意図したのではないかと考えるものであった。

この日9時過ぎに古い車の装備を下ろしたり、古い車で使っていたタイヤの積み込み作業を行ったのだが、この作業をしているとヘリコプターが西から東へ、比較的高いところを飛んで、この日のストーキング攻撃の予告をしているようであった(証拠音声4-1-1)。その後、古い車で銀行で買い入れ用の代金を用意してディーラーに行き、手続きを行って、新車の説明を建物の中で受けているときに、その建物の上をヘリコプターがブンブン飛び回り始め、建物の外の新車のところでの説明中も飛び回っていた。自宅でこのように周囲上空を飛び回るという経験は何度か経験しているのだが、2、30分にもなるような長時間に及ぶものはこのとき初めてであった。 このディーラーは、告訴人の自宅から直線距離で2キロメートルくらいの位置にあり、この時間の自宅内にあるレコーダーに記録がないかと調べると、10分以上ヘリコプターが飛び回る音が録音されていたので示しておく(証拠音声4-1-2)。このことから、この時間帯にディーラーの上空並びに告訴人宅の上空付近をヘリコプターが飛びまわっていたことが明らかである。 さらに新車を入手して、ガソリンを補充後自宅に戻り昼食を摂ったあとに、自宅近くにヘリコプターが接近してきていることを示す音声がある(証拠音声4-1-3)。これはその後、新車がその車体形状から出し入れしにくく、その練習をするために外に出ているときにヘリコプターで威圧するために待機しているものと思われるものである。そして告訴人が家内よりも先に外に出ていると、自宅東側の丘にある森の影から不意にヘリコプターが接近してくるというやり方で、ヘリコプターが超低空で飛来してくるということが続けて二度あった(証拠音声4-1-4)、(証拠音声4-1-5)。そして家内が出てきてからもう一度飛来してきた(証拠音声4-1-6)

このようにこの日は、朝から昼過ぎにかけてヘリコプターが、告訴人の動きを察知した上で、告訴人の動きにあわせて飛来して威嚇行動をとったことは明らかであるだろう。このように告訴人の住宅上空をヘリコプターが飛ぶこと自体が普通にはありえないことであるが、告訴人の動きにあわせて、ヘリコプターが告訴人の上空を飛びまわっていることは明らかであり、これはヘリコプターを使ったストーキング、付きまとい攻撃である。
またこのような攻撃がなしうるためには、攻撃側は告訴人側の動きを予め知ることができることと、リアルタイムにその動きを知る手段を有していないとできない。すなわち自宅内部での盗聴や、携帯電話などを用いた位置情報についても取得している可能性が極めて高いことがこの攻撃行動から知ることも可能である。これらは不法行為である。

次にヘリコプターによる付きまといストーキング攻撃の事例として平成22年4月6日の例を示す。この日は午前中から告訴人宅の上空周囲をヘリコプターが、Uターンしたり、ホバリングしながら執拗に飛び回っていた(証拠音声4-2-1)。明らかに自宅周囲の高圧電線の位置よりも低い位置に降りて飛んでいたのを目撃しており、電力会社のヘリコプターでもそのような飛行はしない危険なものである。 そして昼過ぎて、告訴人が学校にボランテアで出かけようとしていると、また自宅周囲に来て待機している音が記録されており(証拠音声4-2-2)、夫婦で出かけようと鍵をかけて、電子錠もかけて(ピンポーンという電子音がする)出て行くと、直ぐに東南方面の丘の方面からヘリコプターが、自宅を出ようとしている自動車の上空に飛来して、そのまま自動車の上を100メートル程度追尾してきた。明らかに告訴人の自動車を狙いとしたヘリコプターの追尾であり、ヘリコプターによる付きまとい行動である((証拠音声4-2-3)、一部の時間カットしている)。

この事例でも午前中から告訴人宅上空周囲に飛来して、周辺を飛び回っているが、明らかに電力会社の飛行とは異なるもので、告訴人宅へのヘリコプターによる威圧行為であると受け止められるものである。また昼過ぎからは、また告訴人が自宅を出るタイミングにあわせるように待機していることが、音声上確認され、告訴人が自宅を出るタイミングにあわせて、自家用車上空に飛来し、100メートル以上追尾しており、付きまとい以外の何者でもない。このタイミングを合わせた飛来も、内部音声などの盗聴などで告訴人の動きを知るものといってよい。

さらに同じようなヘリコプターによるストーキング攻撃であり、機体番号の判明しているものによる例を示す。平成22年6月3日にも午前中から、自宅上空を飛行機やヘリコプターが何度か飛行していた。そして午後から告訴人が学校へ出かけるために自宅を出ようとすると、ヘリコプターが接近してきて、自宅を出るとちょうどその上空に超低空飛行でヘリコプターが飛来し、操縦者の顔を見ることができるほどの高さまで降りて飛んでいった(証拠音声4-3-1)。このヘリコプターは機体の底にJAB192と記載されており、クリーム色で赤い模様のある機体であった。
先にも示したように、告訴人の自宅上空をヘリコプターが飛行すること自体が普通にはありえないことであるのだが、このヘリコプターはさらに自宅周辺に張り巡らされている高圧電線よりもさらに低空に下りてきて、飛行をしてきているという点で異常行動であると同時に、告訴人の外出のタイミングに合わせて飛来するという点でも、告訴人の予定や自宅内での動きを察知する手段を有する組織とつながる行為であることが分かる。告訴人に対するヘリコプターによるストーキング攻撃と判断できるものである。

これらの例に見られるように、告訴人の自宅上空に飛来すること自体が、普通ではない状態の上に、さらにこれを夜間に飛行してくるような例も何件か発生しているが、平成22年7月17日には、夜の4時過ぎに告訴人宅上空に飛来してきている。この深夜の時間帯はまだ暗い状態であり、通常でも危険性のある場所へ、低空でしかも通常よりもゆっくりと時間をかけて飛行しかつ数分後には再び告訴人宅上空に飛行するということで、この飛び方は明らかに告訴人を含む付近住民の安眠を妨害し、特に攻撃側からヘリコプターストーキングのターゲットして狙われている告訴人に精神的な不安を与えるために意図的になされたものであるといえるものと思われる。 (証拠音声4-4-1)(証拠音声4-4-2)

これまで示したのは告訴人の自宅上空に飛来するヘリコプターの事例のごく一部であるが、これらのヘリコプターが告訴人の行動に合わせたタイミングで飛行してきていること、周囲の状況から危険を冒さなければできない異常な低空飛行を行ってきていること、などを考えれば、これらの飛行が告訴人を狙いとして、告訴人に心理的な不安を与えたり威嚇するためになされていることが明らかである。すなわちヘリコプターを用いた告訴人に対するストーキング攻撃を意図した飛行であるいえるものである。
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